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2025/05/14 04:27 |
いわき行




さあ、セットプレーだ。どうしようか。

そんな写真。



例によって1枚を三分割しています(笑)
福島県1部リーグ戦第四節・バンディッツいわき-オリンパス会津。

福島県といったら、今までは観光で猪苗代湖に行ったくらいで、ほとんど足を踏み入れたことのない土地だったのだけど、今年に入って二回目、昨年から通して三回目、県外の練習試合を含めれば4試合を観戦している、バンディッツいわき。

まこと縁とはふしぎなものであります。



8月最後の週末は、この夏最後のサッカー旅行でもある。前日に宇都宮でJFL・栃木-YKKAPを観戦して、いい年をしてネット喫茶で時間をつぶし、翌日移動してのいわき入り。正直体はつらかった(笑)
しかもお約束の宇都宮バーめぐり(笑)はきちんとクリアしている。飲みすぎてはいないけれど、疲れた体にはアルコールがよくめぐる。
結果始発で移動する筈が、ネット喫茶のリクライニングシートで熟睡の上寝過ごすという失態を呼び、ご飯も食べないで移動したにも関わらず、いわき入りしたのは試合ぎりぎり。
しかも宇都宮で、パンプスのかかとを二つともとばしてしまった。下ろしたばかりのYoshinoyaだったのに(笑)
直している時間はない。店もない。歩けるように地図は用意していたけど、靴自体がこわれてはたまらないのでタクシーをひろった。会場は平工業高校グラウンド。
ドライバーさんは親切に学校構内まで入ってくれたけど、グラウンド脇までタクシー乗り付けるなんてあやしい女だ。
試合会場にはこそこそ入った。もう遅いっつーの(笑)


土のグラウンドでラグビーと共用。でも狭い校庭でひしめくように部活を行う東京の学校を見慣れた目には、なんともすばらしい場所にうつる、いやマジで。
タクシーのドライバーさんは暑い暑いと繰り返していたけれど、夏場の平均気温が35度を下回ることのない我が家(エアコンなし)で過ごすことをかんがえたらまるで天国のような涼しさだ。
校舎の前にかかる階段に、荷物がびっしり置いてある。シューズやシャツ、エナメルバッグ。何十年ぶりだろう。懐かしい光景だ。
前に観戦したときにいらした方の顔を見かけたので、あのあたりなら見ていいのかなとソロソロ侵入。例によって観戦者は選手のご家族がほとんどのよう。あとは猫。
試合はまだ始まっていなかったけれど、選手整列後のベンチには監督と・・ていうかスタメンが・・あらら・・これまた少数精鋭で;・・
どの都道府県も、このカテゴリーでは「まず」人数を集めるのに苦労している。試合終わったら9人対9人なんて東京都リーグでは珍しくもない。まったく大人は大変だ。
さすがに慣れてきたので、カンペを見なくても背番号と名前が一致するようになった。あと2.3.回見れば顔も覚えるんだけど。国体組が二人とも復帰、前に見たときとポジションが違う選手、はじめて見る選手を確認。誰だあの31番。メモ取らなきゃ。お。書くものなにもない。しょうがない携帯に、って、携帯もない!なんで!(冷汗)
結局みつかったのだけど、そんなわけで試合開始2分まったく見ていませんでした。
すいません。


試合については、今回メモなしなんで気がついたこと簡単に。

相手よりもずっと走れてたし、前半はずっと攻めていられたこともあってか守備もよく、安心して見ていられました。。
得点もすばらしかったけど、他にも惜しいのがたくさんあった。左から大きなサイドチェンジで右サイドえぐってゴール前上がった!→一人スルー→後ろから走りこんでどーん!→バー横それる→残念!とか。他にも精度のいいキックが何本も見られました。これが縦にぱーん!と出てだーっと走って得点につながったら気持ちいいだろうなーとか、妄想ふくらませるには十分なくらい(笑)
ただ、後半疲れがでてくると、足が止まるというよりも思考が止まる?という感じで、ちょっとまったりしてしまった部分があったような?
走ろうって気持ちがあっても、ルーチンになってしまっては仕方がないので、体はたまに休んでも(笑)頭は休まないように、最後まで集中できるできるようになれば、
次の週末も、心配いらないのではないでしょうか。

そんな気がするんですけどね。
甘いですかね(笑)


終了、そして結果。
バンディッツいわき3-0オリンパス会津
さりげなく首位決戦だったこの試合。みなさんわかってますかー。単独首位になったんですよー(笑)
来週も大事ですが、この試合も意外と大事な試合だったんですよー(笑)
終了後、選手が挨拶にこちらにきてくれる。カメラを持つと拍手ができないし、どうもいいタイミングでシャッターと切れなかった。




ヘンな写真になってしまって申し訳ない。


しかし今回は楽しかった。ハーフタイムには、座っていた場所のすぐ横でミーティングが開催された。
ていうか、わたしの後ろに積んであった荷物はみなさんのものだったんですね(笑)
お邪魔になってはいかんので、少し離れてはみたけれど、監督のおっしゃることはほぼ全部聞こえたので、とても勉強になりました。
聞いているうちにものすごく素朴な疑問が浮かんでしまい「質問~」が喉元まで出かかったのは内緒だ(笑)
前回CBで見た#3くん、今回は中盤に入っていましたが、実にそつなくこなしていてちょっと感心しました。こっちが本職なのかしら?
しかし最初に見たときからえらい落ち着いてるなーと思っていたので、選手紹介で年齢確認してびっっくりしたのも内緒だ(笑)
なんとなく今年から一押ししている#14くんと#22くんが元気に走っていたのもよかった。#26くんは得点おめでとう。入った後のリアクションが「すいません!ありがとうございます!すいません!」て感じだったのが(笑)すごくほほえましかった。
そりゃ、試合自体が面白いか?といわれれば厳しいかもしれないけれど、このカテゴリーであれば試合は観客のためのものではなく、選手のためのものである筈。
プレーの一つ一つが次につなげられるものであれば、それでいいと思います。
サッカーはずっと、続いていていくものだからね。

お疲れ様でした。
来週も楽しみにしています。







最後に。
後半、交代したキャプテンが、浮かない顔でこちらに歩いてきた。嫌なことを思い出した。04年の10月。西が丘。
なぜか3バックのストッパーで出場。相手はがっちり守ってカウンターが身上。2点のビハインドをなかなか追いつけない終盤、自分の座っていたバックスタンド数メートル先の目の前で、相手選手を接触して、ヘンなふうに転んでしまったこの人を見た。
何度か立ちあがろうとした。交代のカードは全部切ってしまっている。でもダメだった。立ち上がれないまま自分で外に出た。トレーナーがきて、水をもらい、靴を脱いで、しばらくそのままピッチの中を見ていた。
今思い出しても、胸がつぶれるような表情だった。
このときも、2週間後に味スタで天皇杯の3回戦があった。相手はジュビロ磐田。

・・心配だけど、こればっかりは本人次第。
どんな結果でも受け止めて、週末の試合に臨みたいと思います。



久しぶりに長いの書いたら疲れた(笑)ではまた。
来週は天皇杯代表決定戦が、全国各地で行われます。
願わくば残り2枚の18きっぷが使いきれることを・・いや弱気はいかん。むしろ必勝!
がんばれ、バンディッツいわき。

いつでもちょっとでも上を向こうとしている、君たちがわたしはとても好きです。
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2007/08/29 00:43 | football

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